ルイビトンにはノマドというラインもあります。ラインというとなんのことかと思っちゃいますけど、生地や柄で分けた商品の種類のことですね。ルイ・ビトンのノマドについてお話してみます。
ルイビトンのノマドはやっぱりモノグラムみたいにLVLVと散りばめられていません。ということで目立ちませんのでさりげないブランド派御用達です。表面はなめし革なのですが、ルイビトン・ノマドの場合なめすときに植物タンニンを用います。タンニンを用いると革の表面にきれいなつやが出ます。そしてノマドのバッグや財布は使えば使うほどいいつやになってくるようです。さて、ルイビトン・ノマドの表面にぐっと目を近づけて見てみます。しかしすぐわかることですが、ノマドの表面にこれといって特徴はありません。ルイビトン・ノマドの表面はなめらかな革です。エピのように皺がつけてあったりしません。それどころか、ノマドに用いる皮を選ぶ段階で、小さな傷が一つでもあれば除外されるそうです。ノマドは革自体の美しさを大事にしたラインなのですね。そして例によって隅っこにLVのロゴが入っています。どこのブランド?なんていわれる心配はありませんよ。ルイ・ビトン・ノマド、素材を大切にした商品です。
タイガ
ルイビトンのタイガ・ラインについてお話してみます。ルイビトン・タイガですよ。タイガーラインではありません。虎の革を使ったバッグとか財布とかありますと、ワシントン条約にひっかかりそうです。さて、タイガとは、冷帯にある針葉樹林帯のことです。ではルイビトン・タイガに針葉樹林帯がなにか関係あるのでしょうか。
うーん、見ただけじゃルイビトン・タイガと針葉樹林との関係はわかりませんね。さてでは実際ルイビトン・タイガとはどんな生地かといいますと、まず、モノグラムが散りばめてあったりしません。ということで色も一色で統一されています。ルイビトン・タイガは革なのですが、ルイビトン・ノマドのように表面が滑らかではありません。かといってエピのように皺が型押しされているわけでもありません。ルイビトン・タイガの革の表面はいわば普通の革といった趣です。近づいてみますと格子模様に近い細かい皺が見えます。この皺のお陰でルイビトン・タイガは男性向きなイメージに仕上がっていますね。